シナールの特徴とは

シナールの特徴には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

この薬の主な成分は『アスコルビン酸』というビタミンCです。それに加えて少しの『パントテン酸』というビタミンB5が含有されています。
つまりこのシナールは、ビタミンCとビタミンB5によって出来上がっているビタミン剤であると言えるでしょう。
この2つのビタミンの割合の大半を占めるのはビタミンCで、シナール配合錠の1錠に含有される、それぞれのビタミンの割合は、Cが200mg、B5が3mgとなっています。

成人の方が一日に必要なビタミンCの量はおおよそ100mg、成人の方が一日に必要なビタミンB5の量はおおよそ5mgとなっていますので、この薬を服用することによって1日に必要なビタミンの多くをカバーすることができます。

では、それぞれのビタミンが身体にもたらす作用について説明していきましょう。

ビタミンC

ビタミンCには皮膚への色素沈着を防ぐ効果があります。他にはコラーゲンの体内での生成をサポートする効果もありますので、人体の各機関を、より力強くしてくれる働きがあります。ビタミンCには抗酸化作用もありますので、健康を妨げるものに対しての抵抗力および免疫力も向上させてくれます。

ビタミンB5

栄養分の代謝に書かせない物質、それがビタミンB5です。脂質や糖分などといった成分を体内で分解する上で、その中からエネルギーを取り出すことに必要な成分がビタミンB5なのです。
さらにビタミンB5には腸にある管の動きを、より活発にしてくれる効用もあります。

日常的に摂取しているビタミンC、ビタミンB5が不足することによって、上で紹介したような症状が現れる場合がありますが、シナールを服用する事によって、そういった症状が改善される場合があります。

シナールに含まれている成分は元々私たちが摂取している食べ物に含有されているものですので、ほぼシナールの副作用と言ったものはありません。

さらにこの薬に含まれている2種類のビタミンは水溶性のものとなっています。そのため、例えば過剰に摂取してしまった場合であっても、体内に蓄積されることはありません。取りすぎた分も尿を通じて全て体外に排出されますので、安心して服用できます。

どのような症状に効果のある薬なのか

ではシナールはどのような症状の改善に役立つ薬なのでしょうか。
シナールに添付されている文書には、やや難しい文章が記載されていますが、この薬の効用を分かり易く言うならば、「足りていないビタミンCやビタミンを補うことができる」というものです。

実際、栄養バランスにある程度気を使って食事をしている方にとってはアスコルビン酸(ビタミンC)およびパントテン酸(ビタミンB5)と言った栄養素は食事だけで充分カバーできている可能性があります。

このような事からも分かるように、シナールという薬は、普段の食事で充分にビタミンを摂れているという方にとっては、無くても問題の無い薬です。例えば一日の必要摂取量を食事でまかなえている方が、このシナールを服用したとしても、摂りすぎた分は尿からそのまま体外へと流れ出てしまいます。
つまり過剰に摂取してもメリットもデメリットも無いという事です。

この薬を服用する状況というのは、「ちゃんと食事を取れないような状況の時」、もしくは「食事は取っているが、ビタミンCおよびビタミンB5が体内に不足してしまう時」に限定されていると言えるでしょう。

実際に例を出して説明すると『何らかの炎症性の症状を患って、体内でのビタミンの消耗が激しくなっている時』『妊娠に伴い多くのエネルギーが必要とされる時』といったものが挙げられるかもしれません。

ビタミンCおよびビタミンB5には肌をキレイにする働きや、身体を丈夫にするための働きがありますが、普段から食事によって充分なこれらのビタミンを摂れている方が、美容や健康の目的でシナールを服用しても、望んだ効果は見込めないかもしれません。

このお薬はあくまでビタミンの不足によって身体に不調などを起こしている方に向けて必要とされているお薬です。