ヤーズの特徴について

超低用量ピルである「ヤーズ」は、子宮筋腫などの器質性疾患をお持ちの方にでも、またそうでない方にでも使用できる、月経困難症の軽減を目的としたお薬です。
過去に販売されている低用量ピルと比べて、含まれているエストロゲンの量が少なくなっています。(今までの低用量ピルのエストロゲン量は0.03~0.04㎎ですがヤーズは0.02㎎)
さらに、日本で初めての合成ホルモンであるドロスピレノンを含んでおり、これは自然に体内で生成される黄体ホルモンにとても近い働きをすると言われているため、副作用が出にくくなっています。
主に海外では避妊薬として認可されていますが、日本においては避妊目的では処方されません。

このお薬の発売元であるバイエルの資料と、当院でこのお薬を処方した方の効果をまとめると次の通りになります。

  1. 全ての月経困難症に使用できる
  2. エストロゲン量が少ない(0.02㎎)ため、吐き気などの副作用が少ない
  3.  

  4. 含まれる黄体ホルモンのドロスピレノンによって、体内の自然なホルモン作用に近
    くなるためむくみの副作用が軽減
  5. 男性ホルモンが抑制され、にきびや多毛症に効果あり
  6. 月経前症候群(PMS)の改善も期待できる

ヤーズの服用方法

ヤーズは1シートが28日分になっています。
生理の1日目から1日1錠を順番に28日間服用していきます。
28錠のうち、24錠にホルモンが含まれていて、残りの4錠には有効成分は含まれません。
今までのお薬は成分の入らない錠剤を飲む期間が7日間でしたが、それが4日に短縮されたことによって排卵が起こるリスクをより少なくし、また頭痛などの不快な症状も軽減します。
一般的に生理は有効成分が含まれない錠剤を飲み始めて2日たった頃に始まります。
ですから通常は生理の途中で、次のシートを飲み始めることになります。